大手生命保険会社は相次いで女性社員を役員に登用しており、日本生命保険は4日、尾田久美子お客様サービス副本部長と山内千鶴サービス企画部担当部長を今月25日付で執行役員に昇格させることを発表しました。
尾田氏は保険営業の新システムへの移行と定着、山内は男性職員の育児休業の完全取得を実現させた実績が評価されたことが昇格の理由になります。
また明治安田生命保険では松村里美成田支社長を執行役立川支社長に、第一生命保険では高橋千恵子補佐役を執行役員公法人部長に4月1日付で昇格させることを発表しました。
各社ともに現場の営業職員の約9割が女性のため、経営に女性の視点や感性が不可欠と判断したことが背景にあります。
さらに、女性職員に役員就任という将来の目標を与え、モチベーションを上げる狙いもあるようです。
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