明治安田生命保険は3月5日、社内で新たに「社外取締役会議」を4月から設置することを発表しました。
長期的な経営を見据えて、議題を決めて社外取締役と担当役員が意見交換する会議になります。
具体的には、6人の社外取締役の1人が議長を務め、必要に応じて社長、会長も出席します。
同社によると、企業統治の強化や経営の透明性を高めることが狙いのようです。
また、日本生命保険も1月から「社外取締役委員会」を新設しています。
決定権はないものの、社長の選任や役員の報酬など経営上の重要事項を審議する会議となっています。
両者とも、契約者が経営を監視する相互会社ではありますが、東京証券取引所が6月から上場企業に適用する企業統治指針が背景にあるとされています。
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