急病人の近くに居合わせた人(バイスタンダー)が積極的に応急処置を実施できるように、東京消防庁はバイスタンダーが処置の最中にケガをした場合などの医療費を助成する制度として「バイスタンダー保険」を
平成27年度から導入することを発表しました。
応急処置の経験がない人にアンケートを取った際、「自分がケガをしたり、感染症にかかるかもしれない」という不安が寄せられたため、同制度の導入を決めたとのことです。
バイスタンダー保険は、負傷者を持ち上げた際にケガをした場合などの治療費、血液に接触して感染症の恐れがある場合の検査費用などの一部が補償される仕組みになっています。
同庁では、約700万円の予算を東京都議会に提案しており、27日の本会議で可決されれば平成27年度中の導入が決定します。
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