住友生命保険は2015年度から新人営業職員の研修プログラムに、家族を亡くした人の悲しみを理解する「グリーフケア」を取り入れたことを発表しました。
東日本大震災のとき、死亡保険金の手続きを通じて多くの遺族と接したことが背景にあります。
東日本大震災で、同社の死亡保険金の支払い額が約1300件で総額143億円に上り、多くの営業職員が家族を亡くした顧客と接しました。
その時に精神的ケアの知識が必要と感じ、新人研修のプログラムに「グリーフケア」を組み込むことにしました。
研修では専門家が監修した教材を用い、同社の中堅営業職員が講師となって、遺族と接する時の心構えなどを教えます。
その際に配慮の言葉、避けなければならない表現など実例をもとに紹介するとのことです。
トップに戻る
|