民間の金融機関が、もしもの破綻に備えて積み立てを行っている預金保険料率が現在の0.084%から引き下がる方針であることがわかりました。
預金保険とは、金融機関が破綻した時に預金者への負担を減らすために、金融機関が預金残高の一定の割合を、預金保険機構に積み立てる制度です。
引き下げの背景には金融危機が落ち着き、積立金が順調に増えていることがあります。
引き下げ後の預金保険料率に関しては0.04~0.05%ではないかと言われています。
なお、7月から預金保険機構が検討会で議論を重ねており、年内で結論を出し、金融庁などに認可を申請する方針です。
預金保険料率が引き下げられれば、預金保険制度が始まった1971年以降では初めてのことになります。
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