損害保険ジャパン日本興亜は、株主代表訴訟などに備えた会社役員賠償責任保険に関して社外取締役に対する補償を別枠で付けることができる特約を発表しました。
来春から施行される社外取締役の起用を促す改正会社法を見越して、社外取締役の起用を進める企業を対象に売り込む方針としています。
来春から施行される改正会社法は、社外取締役を選任しない企業に対して株主総会でその理由を説明することが義務づけられます。
新設する特約は、経営陣の賠償総額が保険金限度額を超えた場合に社外取締役などに関しては不足分を別枠で補償する仕組みになっています。
なお同様の特約は外資系の損害保険にはあるが、損保大手では今回が初です。
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