生命保険協会は21日、高齢者との保険契約に関して新な指針を取りまとめ、公表しました。
近年、高齢の契約者が死亡した際に保険金を受け取る権利のある身内が保険に加入していた事実を知らずに、支払いが宙に浮く事例が相次いでいることが背景にあります。
新な指針は、契約者と離れて暮らす家族の連絡先を把握することや契約内容を説明したりすることを協会加盟各社に求めたものになっています。
また、契約者と連絡が取れなくなる事態を防止するために、契約内容を記載した文書などを定期的に郵送し、転居や入院などをしていないかを確認することも要請しました。
さらに医療保険や介護保険に加入する高齢者が保険金を請求しやすいように、書類の簡素化も打ち出しました。
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