国内の大手生命保険の9月中間連結決算が出揃い、売上高にあたる保険料等収入で第一生命保険が前年同期比22.1%増の2兆5869億円となりました。
これにより、日本生命保険(2兆4682億円)を上回り、戦後初めて首位に立ちました。
第一生命が首位に立った背景として、子会社の第一フロンティア生命保険が銀行窓口で販売する外貨建て貯蓄性商が好調だったことがあります。
第一フロンティアの保険料等収入は前年同期比3600億円増えました。
さらに主力商品である豪ドル建て年金保険において、2%近い利回りを見込まれ、富裕層の指示を集めました。
なお第一生命は5800億円超を投じて、米中堅生保のプロテクティブ生命を予定しており、16年3月期決算は保険料等収入が3000億円程度、底上げされることが見込まれています。
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