愛媛県松山市は12月定例議会において、少額の掛け金で交通事故の補償を受けることができる市民交通傷害保険事業を2015年3月末に廃止する方針を決め、廃止条例案を提出しました。
40年以上続いてきたこの保険事業は、市民や市内への通勤・通学者が加入対象で保険料は年1口900円で、1人2口まで加入でき、
交通事故の治療期間に対して5000~12万円、死亡・後遺障害の場合は100万円の保険金が支払われる仕組みになっています。
近年は加入率が4%前後に低迷しており、そのことが廃止に至ったと理由とされています。
同市では「民間損害保険の充実により、事業の役割を終えた」とのことです。
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