世界の金融監督当局でつくる保険監督者国際機構(IAIS)は、2019年から導入する大手保険会社への国際的な資本規制の素案を公表しました。
この素案は保険会社の支払い能力強化による健全性の確保が狙いです。
この規制の導入対象となるのは、以下になります。
①自国以外に3カ国で保険を販売
②自国以外からの収入保険料の総額がグループ全体の1割を超える
③総資産が500億ドル(約6兆円)以上か収入保険料が100億ドル以上-の保険会社で、世界で50社程度になる見通し。
なお、この規制が対象となる日本の保険会社は東京海上ホールディングス(HD)、MS&ADインシュアランスグループHD、損保ジャパン日本興亜HDの損保3社と第一生命保険の計4社になる見通しです。
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