損害保険大手の東京海上件日動火災保険は30日、京都大学のiPS細胞(人工多能性幹細胞)研究基金に総額で1億円を寄付することを発表しました。
今後は国内のグループの社員2万人からも寄付を募るとのことです。
東京海上の永野社長は同日、丸の内本店でノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学iPS細胞研究所の山中所長に寄付の目録を手渡しました。
永野社長は「腰を据えて研究できるように役立てほしい」述べ、山中所長は「研究成果を一日も早く社会に還元したい」と応えました。
この寄付金は年間2000万円ずつ5年間に分けて提供されます。
同研究所によれば、企業などからの寄付金は山中所長がノーベル賞を受賞した2012年から大幅に増え、今年度は既に5億円に達しているとのことです。
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