金融庁は18日、様々な保険商品を扱う代理店「保険ショップ」への規制を強化する方針案を発表しました。
販売手数料が高い商品ばかりを勧めるような営業を防ぐのが狙いであり、2016年5月末から実施されます。
これにより、保険ショップでは複数の保険商品を紹介して、顧客にとって保障内容や保険料を比較しやすいように説明することが義務づけられます。
金融庁は、これまでも保険会社を通じて保険ショップを監督してきましたが、指導が及びにくいとの指摘がありました。
今後は保険業法の施行規則などを見直し、不適切な保険ショップには、立ち入り検査や業務停止命令などの行政処分を行えるようになります。
また、手数料収入が年10億円を超える保険ショップには、手数料収入の商品別内訳などを記載した事業報告書の提出も義務づけるとのことです。
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