日新火災海上保険は先月26日、車両保険の契約者から徴収した保険料において、一部の保険等級を誤って引き下げ、翌年以降の保険料を多く徴収していたと発表しました。
その対象となるのは、約1200人で総額約1億円になります。
誤りがあったのは、1999年10月から2010年6月に支払われた保険金のうちで、盗難や火災など契約者の過失の割合が低い事例になります。
事務処理の過程で、本来は等級を据え置くべきなのに、誤って3等級下げてしまっていました。
またセゾン自動車火災保険も26日、日新火災海上保険と同様の誤りが発生し、車両保険の保険料を最大約120人から総額約1100万円を多く徴収していたことを発表しました。
なお両社とも、契約者には連絡を取った上で返還するとしています。
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