■ サラリーマンでも税金が還る!
先週の後半に、仕事で九州まで出かけてきました。久々の遠出で楽しい反面、仕事のプレッシャーと東京にいるときと変わらない仕事を現地でもこなさなければいけない状態で、旅行気分は味わえませんでした。しかし、やっぱり温泉はいいですね♪ いつまでも体がぽかぽかして、冷え性の私には嬉しい限りでした。
さて、今回は「確定申告」のお話。税金の話というと敬遠してしまう方も多いことでしょう。会社任せで関心のない方も多いかもしれませんね?
でも、実は払いすぎ・・・なんて事が結構あるようなのです。きちんと確定申告することで、多く払いすぎている場合は税金を還付してもらえます。
■ 確定申告って何?
わたしたちは色々な税金を納めていますが、所得税を納める手続きのことを確定申告といいます。
所得(給与や年金を受け取るなどで自分のものになったお金)にかかる税金は、基本的に自分で所得金額と税額を計算し、納めることになっていて、その年の1月1日から12月31日までの1年間の所得について計算、申告することになります。
サラリーマンのような給与所得者は、会社が計算してくれて、源泉徴収という形で納めていますよね。年末に源泉徴収票を会社からもらうと思います。だから確定申告は関係ないと思いがちですが、そうとは言い切れません。
確定申告は所得税を納めるための手続きであると同時に払いすぎた税金を返してもらう手続きでもあるのです。所得税を払いすぎていても、税務署は知らせてくれませんから、ちゃんと申告しないと損してしまうわけです。
申告をしなければならない人が申告しなかったり、申告期限を過ぎてから申告すると「加算税」や「延滞税」が課されて余分な税金を納めることになりますから注意しましょう。
賢く無駄なく納税するには、基本的な知識を身に付けることが必要です。
1.給与収入が2000万円を超える人
2.複数の会社などから給与をもらっている人
3.給与所得がある人でほかの所得の合計が20万円を超える人
但し、他の所得の合計が20万円以下の場合は確定申告の必要はありません。
4.個人事業者で所得税額がある人
5.同族会社の役員やその親族などで、会社の給与のほかに、貸付金の利子、不動産の賃貸料などの
支払を受けている人
6.給与から所得税を源泉徴収されていない人
7.給与などの源泉徴収について災害減免法の適用を受けている人
8.退職所得について20%の税率で所得税を源泉徴収され、その税額が正規の税額より少ない人
確定申告が必要でない人でも、医療費控除を受ける場合や、住宅取得控除がある場合、あるいは原稿料や株式配当などの源泉徴収額が、実際の所得全体から算出した税額より多い場合は、確定申告をすることで還付を受けることができますので、ご自分が該当するかどうか確認してくださいね。
詳しくは、こちら(http://money.biglobe.ne.jp/kakutei/)を参考にしてください。
私も今年は、原稿料をいただいているので、確定申告にチャレンジです!