■ オール電化住宅にすれば意外に割安
2月17日から、確定申告が始まるとともに、「グリーンジャンボ宝くじ」の発売が始まりました。読者の皆さんは宝くじは買いますか?
我が家では、ジャンボだけですが、いつも連番、バラを10枚づつ購入します。そんな小額購入ですからなかなか末等以外当たらないですが、抽選日までの"わくわく"をぜひ実現してみたい! と思いまして、佐賀県にある宝当神社の巾着袋を購入してしまいました。ご利益があると良いのですが。
(宝当神社:http://www.sagasubanta.com/menu/sight_seeing/houtouzinzya.html)
さて、今回はオール電化住宅のお話。オール電化住宅とは、空調、厨房、給湯をすべて電気でまかなう住宅のことを言います。小さな子供がいる家庭や、お年寄りがいる家庭では、キッチンや暖房の火が心配ということで導入されるケースも多いようです。
オール電化住宅というと、電気代が高額になるのではないかと心配な面もありますが、実際どうなのでしょう?
電力会社では、オール電化住宅向けのサービスを設定しています。
関西電力の「はぴeタイム」、中部電力の「Eライフプラン」、東京電力の「電化上手」など、電力会社ごとに料金メニューがあり、電気料金の割引が受けられることが魅力です。
また、こうした住宅向けの電化製品は、コストの安い夜間の電気を利用して、お湯を貯めたり、電気を蓄えたりという仕組みになっています。昨今では、床暖房を設置する家庭も多くなっているようですから検討してみる価値はあるのではないでしょうか?
住宅金融公庫で融資を受ける場合、割増融資制度が利用できます。
地球温暖化を防止するために二酸化炭素の排出量を削減することは世界的な動きですよね。
日本でも、住宅分野での二酸化炭素を排出する化石燃料(石油、石炭等)の使用量低減を目的として、また省エネルギー対策の一環として「次世代省エネルギー基準」が策定されました。オール電化住宅もこの基準にあてはまるのです。
住宅金融公庫では、この基準に適合した環境配慮型住宅に対して割増融資制度を設け、割増融資額が従来の100万円から250万円に引き上げらており、また、返済11年目以降も基準金利が適用となるので、返済が有利です。
実際の成功例として、ダイキンのホームページをご紹介しておきます。
http://cs.daikinaircon.com/ecocute/
特に年頃のお子さんがいる家庭では、シャワーなどの給湯にかかる、ガス料金が家計の負担になるので、その部分を節約できるのは、大きなメリットがあると言えるでしょう。
電気と上手に付き合う方法のひとつとして、お考えになってみてください。
また、ソーラーシステムなどで得た電気を販売することもできますから、一挙両得というケースもあるのではないでしょうか?