■ 高齢化社会の安心の新サービス
週末はいきなりの台風で驚きでした。更にもう一つ近づいていますね。大雨が降った地域は地盤が緩んでいるので気をつけてください。
今回は高齢者を抱える家庭向けの新サービスについて取り上げてみたいと思います。高齢化社会が加速し、核家族化が当たり前になっている昨今、親が一人暮らしをしていたりや田舎に両親を残して・・・というご家族も多いことと思います。
親と離れて暮らしていると、「万一」ということも心配の種だと思います。
そういった、消費者の声に答える形で、ガスや水道なので生活インフラの利用状況から生活の様子をうかがったり、携帯電話を利用して安否の確認ができるなど新しいサービスが続々と登場しています。
では、具体的にどんなものがあるのかご紹介しましょう。
■ 東京ガス 「みまもーる」 2002年秋からサービス開始
ガスメーターに計測器をつけて、1時間単位のガス使用量をメールで配信。
メールは利用者が受信時間を設定できる。
加入料:5,000円 月額:1,470円
■愛知時計電機 「緊急通報システム」
12時間水道を使わない、または2時間以上上水が流れたままの場合に管理人に自動的に通報。
すでに全国で1万戸に利用されている。
金額(工事費込み)24万円
■ホームネット 「緊急通報サービス」
地域のタクシー会社と提携し、利用者から緊急コールがあると、タクシー会社が利用者の近隣にいるタクシーに無線で連絡し駆けつけるサービス。
登録料:1万円 月額:4,080円
■ セコム 「携帯電話を利用した位置確認サービス」
携帯電話を利用して持ち主の確認する。この携帯電話には緊急ボタンがついており、利用者が押すと、折り返しセコムから確認の電話が入る仕組み。
連絡が取れない場合は、近くのセコムセンターから担当者が駆けつける。
加入金:3,500円 月額:250円 ネットによる位置確認:1回100円
セコム職員による救済:約1万円(1時間当り)
今年の1月に義母が道で転んで大怪我をしたあと、しばらく動けない状態が続き、年齢的にも怪我が治りにくくなっているので、ちょっと心配だったことがありました。
怪我以外はいたって元気でしたので、問題はなかったのですが、病気で寝ていたりという状況だったら、上記のようなサービスで暮らしぶりが把握できると安心だなと思いました。
ますます高齢化が進んでいくと、更に新しいサービスが生まれてくると思います。
割安で利便性の良いサービスが続々登場してくることを期待したいと思います。