ファイナンシャルプランナーの役立つお話(原油高と家計への影響) | 保険の相談ならお任せください

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コラム
 

■ 原油高と家計への影響

 

このところガソリンの値段が負担だなあ、とつくづく感じます。地域によって違うのでしょうが、私の近所では1リットルあたり153円します。私の住んでいるところは郊外で日常生活に車を結構使用しますので、ガソリンの価格が上がるとかなり家計に打撃をうけてしまいます。原油価格高騰というニュースはよくききますが、そもそも原油価格はどのようにして決まるのか、知っていますか?

世界の原油は、主に北米、中東、北海(欧州)の3カ所で産出され、それぞれに原油が取引される市場があります。北米産の代表的な原油は「WTI」(West Texas Intermediate)というもの。

いっぽう日本が輸入している原油は、ドバイ原油を中心とする中東産です。原油価格は市場取引により決まります。なかでも北米産を取引するニューヨークの取引所が世界で最も原油取引が活発ため、ここで決まった価格が、中東産や北海産の原油価格にも大きな影響を与えます。 取引量が多いので、ニューヨーク市場での取引価格が世界の原油の取引価格の指標になっているというわけです。ですからニューヨークの取引所で原油価格が上昇すればドバイ産も値上がりし、私たちがガソリンや灯油の値上がりを強いられるというわけなのです。

原油価格は1バーレルあたりで取引されます。(バーレルとは昔石油と入れていた樽のことらしく、リットルにすれば159リットル)平成16年には1バーレルあたりおよそ30ドル台だったのが平成17年にはおよそ50ドル台、平成18年から現在にかけては60ドル台から70ドル台まで高騰しています。(どうりでガソリンが高くなるわけだ・・・)

たとえば1バーレルあたり70ドルということはリットルに直せば1リットルあたり0.44ドル(これを1ドル120円で概算すると52円)となります。ここで「ずいぶん安いじゃないか」「なんでガソリンは1リットルあたりあんなに高いんだ」と思う方もいるかもしれませんがガソリンには1リットルあたり53.8円の揮発油税のほか原油関税や石油税、消費税などといったものがかかるのです・・・。(税金のほうが高いんですね・・・)カードの利用など少しでも安く有利な方法を活用したいものです。

ところで原油価格はどうして上がったり下がったりするのか?これは株価のように市場取引により決定するわけなので、需要と供給によって価格が決まるだけでなく、株価と同じように「これから値上がりしそうだ」「値下がりするかも」という思惑によっても変動するのです。投機的な思惑により原油を買い占める人や会社が急増すれば原油価格は高騰していきます。(なんだか腹がたちますね!)
 
原油が値上がりすると、ガソリンや灯油だけでなく、原油を原料にしている製品への影響もあります。(普段私たちが何気なく使用しているもののほとんどは原油を原料としているのです)それだけでなく原油を生産工程のエネルギーとしている産業の製品への影響もあります。結果、「製品の中身が少なくなった」とか「ものの値段があがった」というように私たちにはねかえってくるわけです。

まさしく、私たちは日々世界経済や国内の税制などの影響を大きく受けて生活しているということがわかります。つまり、私たちも「積極的に」「負けないために」家計センスを培っていく必要がある!

そう思いませんか?

 

 

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