ファイナンシャルプランナーの役立つお話(生命保険の「転換」ってどういうこと?) | 保険の相談ならお任せください

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コラム
 

■ 生命保険の「転換」ってどういうこと?

 

11月は生命保険の月といわれます。(ただこれは「保険会社側にとって」ということで「私たちにとってどうだ」ということではないのですが・・・)そのため、このところいろいろと保険会社から提案される機会が多かったのではないでしょうか?ところで「見直しってどういうこと?」「見直しってつまり転換なの?」「そもそも転換ってなに?」というように疑問に思われた方の多いのではないでしょうか?今回は保険の転換制度についてみてみます。

 

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転換制度とは、現在の保険契約を消滅させ、新たな保険に加入する方法でコンバージョンともいわれます。これは現在の保険契約の積立部分を転換価格(下取り価格)として活用し、新たな契約の一部に充てて新規に契約をすることです。新たな契約なので、新商品の商品内容や保険期間、払込期間など総合的に変更することができますが、これらの内容が転換前と転換後でどのように変わるのかよく確認し、納得した上で契約することが大切になります。

 

転換のイメージ図

 

 

転換のポイント

 

      現在契約している保険会社と同じ保険会社でないと利用できない制度。

      新規の契約なので転換時の年齢・保険料率によって保険料が決まる。

(予定利率は、転換時の予定利率が適用されることに注意。高い予定利率だった人

は低い予定利率になってしまう)

      健康告知(または診査)が必要。

 

転換のタイプ

 

 転換価格(下取り価格)を新契約のどの部分に充てるかによって、タイプがあります。保険会社によって取り扱いが違いますが、スタンダードなタイプは3つです。

 

 

 

 

 

転換価格を

@主契約

(たとえば終身保険)

 

 

 

 

に充てる

主契約の保険料が安くなる。

A定期保険特約

定期保険特約の特約料が安くなる。

※定期保険特約が更新型の場合、

特約料軽減は更新時までで終了する。

B主契約

(たとえば終身保険)と

定期保険特約の両方

主契約の保険料と定期保険特約の

特約料が安くなる。

※定期保険特約が更新型の場合、

特約料軽減は更新時までで終了する。

 

転換価格を新契約のどの部分に充てるかということはとても重要なことなのですが、しっかり確認しないまま転換している人も多いようです。

たとえばAの場合、下取り価格の活用による特約料の割引は更新時で終了してしまいます。これは更新時までに下取り価格の金額をすべて使いきってしまうことでもあり、いままでの保険契約の中にあった積立部分が全くなくなってしまうことになります。ただ、それを納得した上で、「割安な保険料で高い保険金額が必要になったから見直しをする」という人(たとえばお子様が生まれた場合など)にはとても有効です。

 

契約は自己責任。しっかり確認し、わからないことは質問し、納得した上で契約しましょう。

 

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