■ 環境家計簿でエコ節約
2008年は、「環境元年」とも言われます。なぜなら京都議定書で「1990年に比べて6%、温室効果ガスを削減します」と言った束期間のスタート年だからです。
一国の話でいうと、ちょっと遠い話に感じますね。でも私たちも生活していれば毎日 二酸化炭素を出しているので無関係でありません。
自動車に乗ればガソリンを燃やして二酸化炭素が出ます。
電気をたくさん使うと、火力発電で電気をつくるために天然ガスや油、石炭を燃やすので、やはり二酸化炭素が出ます。
エアコンを使って、冬暖かく、夏涼しく生活すると、それだけ二酸化炭素が出しまいます。
工場で商品を生産するときにも、燃料を燃やすことで大量の二酸化炭素が出ます。
こうしてみてみると、ひとりひとりが環境に配慮するということは家計の削減につながるということになりますよね。
「環境家計簿」って知っていますか?たとえば環境省のWEBサイトから無料で配布されている「えこ帳」というものがあります。
わがやの環境大臣 エコファミリー「えこ帳」
http://www.eco-family.go.jp/practice/ecocho.html
これは「今月の我が家のエネルギー使用量」と、それに伴う「二酸化炭素排出量」を記録していくことができるものです。
水道光熱費・ガソリンの請求書・領収書、使用量のわかるものなどを見ながら自分で入力していき測定します。
使用量の測定だけでなく実際に環境家計簿をつけているエコファミリーの平均と比較してみたり、先月の使用量と比較したり、昨年の使用量と比較したりなどもできます。
水道光熱費やガソリンの節約にもなりますね。そういえば最近は外出するときに水筒や「マイ箸」を持参したり、買い物のときにマイバッグを持参したりする人も多く見かけますよね。
環境元年でもあり、物価が上がって家計がじりじり厳しくなっている今、エコライフで、節約と地球環境を考えるのも大事なんだなあ・・・と思います。