ファイナンシャルプランナーの役立つお話（生命保険料のクレジット払い） | 保険の相談ならお任せください

■ 生命保険料のクレジット払い

みなさんはクレジットカードを何枚くらい持っていますか？

日本クレジットカード産業協会の調べによれば、2006年の3月末時点で発行されているクレジットカードは2億9266万枚といわれています。日本の総人口が約1億3000万人ですから、未成年者や定収入のないご高齢の方などを除くと、一人何枚もカードを持っている計算になります。やはり、現金での支払いに比べてポイントが貯まるなどの特典があるのがカードの魅力なのだと思います。

最近ではクレジットカードの利用範囲も広がってきました。

携帯電話・公共料金はもちろん、電子マネーの入金や支払い、病院の支払いまでクレジットカード払いが可能です。平成20年3月からは国民年金保険料の支払いにもクレジットカードが使えるようになりました。また、生命保険料の支払いにもクレジットカード払いが可能となる動きが保険会社の間で広がってきています。

今まで、生命保険料の支払い方法は、指定した銀行口座からの引き落としが主流でした。その場合、もしも転居や転職等でメインの銀行口座が変ったときには、生命保険料だけでなく他の公共料金等の引き落としに関しても一つ一つ口座変更しなければならない煩わしさがあります。一方、クレジットカード払いにして他の公共料金等もメインのクレジットカードに集中させると、口座変更もクレジットカードの口座変更をするだけで済み、事務手続きが省けます。また、契約時にクレジットカード払いを選択すると、申込みの時にカード番号の確認がとれれば第一回目保険料入金済み扱いとなり、保障の責任開始日も早くなるメリットもあるのです。なによりクレジットカード払いの魅力はやはり保険料分のポイントがたまっていくのがうれしいですよね。

ただ、クレジットカード払いを扱っている保険会社はまだまだ一部で、各保険会社で制限もあります。

例　　（※一部抜粋、簡略して記載しているので詳細は確認ください）

現在有効中の契約を途中からクレジットカード払いにできるのか、あるいは契約時からクレジットカード払いでないと途中変更できないのか、条件等は各保険会社により異なります。検討の際には保険会社に確認が必要です。

以前はクレジットカードのポイントはオマケのようなイメージがありましたが、最近ではクレジットカードのポイントを電子マネーに交換できたり、通貨のように使えたりできるようになりました。物価高のこの時代、ぜひクレジットカードを賢く利用したいですネ。