■ ねんきん特別便が届いたら・・・
2008年6月から、全ての現役年金加入者にも「ねんきん特別便」が緑色の封筒で送られてきます。
会社に勤務している第2号被保険者の人は原則として会社を通じて「ねんきん特別便」が渡されます。それ以外の第1号被保険者、第3号被保険者の人は直接本人の住所に郵送されます。
●開封
ねんきん特別便の中には@「年金記録のお知らせ」とA「年金加入記録回答票」とB返信用の封筒が入っています。
●チェック
まずは@「年金加入記録のお知らせ」に目を通してみます。
注意1: 加入期間に空白がないか
注意2: 旧姓で勤めていた期間にもれはないか
注意3: 住所や姓の変更手続きはされているか
注意4: 平成3年3月までに20歳以上で学生だった人は任意加入の期間に加入し
ていたかどうかをチェックします。
●記入
チェック後はA「年金加入記録回答票」に必要事項を記入し、漏れや間違いがあるかないかのどちらかに○をつけます。(訂正がある場合はその内容を記入)また平成8年12月以前に旧姓で年金に加入していた場合は、旧姓を記入します。
●返信
記入したA年金加入記録回答票をB封筒に入れ、会社から渡された人は会社へ提出、直接郵送された人は郵送で返信します。
※ チェック後、訂正や漏れがあった場合はA年金加入記録回答票の「訂正あり」に○をして管轄の社会保険事務所に相談してみましょう。
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先日、義母のところにも「ねんきん特別便」が届きました。義母はもう67歳で年金を受け取っているので2008年5月までに緑色の封筒で送られてきました。
「こんなのが届いたんだけど、もうもらっているから訂正なしのほうに○をして出せばいいよね?」
「確認して、問題なければいいんじゃないですか?」
「見てもよくわかんないもん。すでにもらってるんだから間違いないでしょ」と、いったんは訂正なしのほうに○をしました。
私もなにげなく年金加入記録をみたのですが、そのとき、全額免除期間が137月もあるのに気づき、
「ずいぶん長いこと免除申請してたんですねえ・・・」ときいたところ、
「え?なにそれ?」
「だって、ここ。137月も保険料の免除申請をしてありますよ。その分年金が減額されて支払われてるんですよ」
「免除申請?してないよ、そんなこと。私はきちんと納めてたけどなあ・・・」
「えっ?じゃあ、これ、なにかおかしくないですか?」
ということで、ねんきん特別便ダイヤルに電話で確認後、すぐに年金証書とねんきん特別便を持って社会保険事務所に行きました。なんと受付は124番!!(日中は2時間待ちだそうです。ディズニーランド並み!)結局、内容を社会保険事務所のほうで調べて、後日文書で回答が来るとのこと。
(案件が多いので数ヶ月かかるそうです・・・)みんな、けっこう社会保険事務所に確認に行っているんですね〜。とにかく回答を待ってみることにします。