ファイナンシャルプランナーの役立つお話(「がんの2015年問題」って?) | 保険の相談ならお任せください

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コラム
 

■ 「がんの2015年問題」って?

 

日本の高齢化が進んでいることはよく話題になりますよね。高齢化になるということはそれだけ病気になるリスクも高くなるのでしょう。

2006年の厚生労働省資料に興味深いデータがありました。それによると、「日本人男性の3人に1人、日本人女性の3人に1人ががんになり、日本人の3人に1人ががんで死亡。(男性196603人(全死因に対し336%)、女性129338人(全死因に対し259%))」とされています。

実に死因のうち約1/3ががんによる死亡なのですね。2007年の資料にも「日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡している」と書かれています。

たとえば夫婦であればどちらかががんになるという確率ですから他人ごとではありません!

 

また2006年に作成された厚生労働省の資料によると、2015年にがん患者は倍増し、2050年まで横ばいで推移する」といった推計が書かれています。

団塊世代が65歳を超える2015年にがんの罹患者数がピークを迎えるというわけです。厚生労働省が2002年に発表した「がん生存者の社会的対応に関する研究」(2002年報告書)にも、2015年には3人に2人ががんにかかり、2人に1人ががんで死亡する」といった状況になると書かれています。

これがいわゆる「がんの2015年問題」といわれるところです。今は約300万人いるといわれるがん患者が2015年には約540万人になると推計されているのです。これには人口の高齢化が背景にあります。

 

20074月には「がん対策基本法」が施行されました。これは国、地方公共団体、医療保険者、国民及び医師等の責務を明らかにして国をあげてがん対策を推進していこうという趣旨の法律です。

実は国民にも責務があるんですね!具体的にはがんに対する正しい知識をもつことや、がんの予防に必要な注意を払うよう努めることや、がん検診を受けるよう努めることとなっています。

(う〜ん。。。メタボリック傾向の私は真剣に努めねば!)

 

余談ですが、うちも実際、親ががんにかかっています。9年前(59歳)に腎臓がんになり手術とインターフェロン治療。

それが2年前(66歳)に肺とリンパに転移して手術とインターフェロン治療。昨年(67歳)脳に転移してガンマナイフ治療。その後また脳に転移して放射線治療。

現在は緩和ケア中です。がんは他人ごとではありません。病院を選ぶときも、治療方法を選ぶときも、その度に家族で悩んで考えて決めていきました。

正直、病院の選択や治療方法の選択に今もって納得してないのが現状です。実際お金ではないところで悩むことはいっぱいありました。(保険に入っていなかったり多少の蓄えがなかったりしたら、きっと、もっと悩みが多かったかもしれません)なにしろ医者の説明が理解できなかったり、選択をせまられても理解不足の上の選択だったり・・・。

最近ではセカンドオピニオンサービス(病状や治療法などについて担当医師以外の医師の意見を参考にきけるサービス)のついた医療保険やがん保険もでています。

8月から発売になるアリコの新がん保険はさらに「こころのサービス」(メンタルカウンセリング)まで付いた商品となっています。付加価値の部分なども含めて、がん保険なども今後大いに関心をよせていきたいところです。

国をあげて対策を推進している「がん」・・・私たちも、もっと関心を寄せて予防や対策に努めていかなければならないですね。

 

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