■ 選挙はチャンス!!!
福田康夫さんが政権を投げ出し、「いよいよ選挙が近い!」と盛んにマスコミなどが取り上げています。そう遠くない日程で解散・総選挙があるとして…皆さんは投票しますか?
投票日の日程によって決めますか?そもそも投票したいと思いますか?
過去の選挙について少し見てみましょう。
●平成19年7月29日の参院選は投票しましたか?⇒安部政権で与野党が逆転した選挙
●平成17年9月11日の衆院選は投票しましたか?⇒郵政解散で小泉自民党が圧勝した選挙
投票率が総務省から公表されています。それによると、前回の参院選は『58.64%』、その前のいわゆる郵政解散選挙は『67.51%』でした。この投票率は高いと思いますか?それとも低いと思いますか?
|
平成19年7月29日参院選
|
平成17年9月11日衆院選
|
投票率
|
58.64%
|
67.51%
|
年齢別
投票率
|
最高
|
65歳以上70歳未満
77.72%
|
65歳以上70歳未満
83.69%
|
最低
|
20歳以上25歳未満
32.82%
|
20歳以上25歳未満
43.28%
|
投票者数
/有権者数
|
60,813,926人
/103,710,035人
|
69,526,624人
/102,985,213人
|
年齢の低い層は投票率が低く、年齢の高い層のほうが投票率は高くなる傾向にあります。
ちなみに、昭和42年以降、過去最高の投票率だった選挙は、昭和55年6月22日の大平首相急逝による衆参同日選挙で、『74.57%』でした。
私も投票に行かなかったことがあります。でも、今は必ず行きます。
私は仕事上、たくさん生活者の皆さんの相談に対応する中で、政治に対して国の政策に対していろいろな疑問を持つことがありました。例えば、医療制度が変わったり、税制が変わったり、年金制度が変わったり…少し複雑ですが、政治的要因で国内の経済環境(物価や金利、株価など)に影響があったり…目の前で生活者の方々が悩んだり苦しんだりしていても国が決めたことはどうしようもない…どうして国はそんなことするのだろう?と思いました。それまでは政治は政治、経済は経済、生活は生活と、別々に考えていたものが、実は政治が私たちの生活に大きく関わっていることが分かったのです。
そして、私たちの生活に大きく影響するその政策を決めているのは誰か?…それが政治家です。その政治家を選挙で選んでいるは、私たち国民です。そう考えると投票に行かずにはいられないと思ったのです。そろそろ真剣に私たちの暮らしを考えて投票をしませんか?昔からの知り合いだからとか、地元の有名人だからとか、人に頼まれたからとか…そんな理由でなく、どんな国に暮らしたいかを考えて投票してみましょう。とくに若い世代はそんな選択ができるのではないでしょうか?
投票するのも、しないのも、もちろん自由です。でも、TVの前に座って「社会が悪い!国が悪い!政治が悪い!官僚が悪い!」と愚痴って、何かを社会や国のせいにしたことがある人は、まず投票をしましょう。その社会や国を変えることができるチャンスが選挙です。私はそのチャンスを国民として活かしたいと思います。