■ エコポイントってどういうの?
先日来のニュースで、エコポイント制ができてから家電量販店が大にぎわいだという話をよくききますね。わが家はいまだアナログテレビなのです・・・それが・・・2台あるテレビが2台とも調子悪く(←オンにしてもなかなか画面が出てこない)「うちも地デジテレビに買い替えなきゃ。そろそろ潮時かなあ」と思っていたところ、リビングのエアコンが1台壊れ・・・( ! どうして壊れるときは一気にいろいろなものが重なるんでしょうね?)今年は大出費の予定。トホホ。だから、このエコポイント制にはとても興味があるのです。
そもそもこのエコポイント制は、環境省・経済産業省・総務省の3省が中心となって、「●地球温暖化対策の推進、●経済の活性化および地上デジタル放送対応テレビの普及」を図ることを目的としてうちだしたもの。
政府の「エコポイント対象商品マーク」がついた省エネ性能の「●エアコン、●冷蔵庫、●地上デジタル放送対応テレビ」を平成21年5月15日から平成22年3月末に買うとエコポイントがもらえるというものです。「エコポイント対象商品」は省エネ性能を五つ星で表した「省エネラベル」の四つ星以上が対象。(※)付与されるエコポイント数は商品サイズなどで異なります。つまり購入価格は関係ないので、同じ製品ならどこで買ってももらえるポイントは一緒。(テレビ通販やネットショッピングでの購入も対象)また購入だけでなく、対象の省エネ家電の購入にあわせて同種の古い家電をリサイクルした場合にもポイントがもらえます。
※容量400リットル以下の冷蔵庫など、一部に三つ星の商品も含まれます。
エアコン
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3.6kw以上
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9000ポイント
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2.8kw、2.5kw
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7000ポイント
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2.2kw以下
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6000ポイント
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買い替えをしてリサイクルを行う場合
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更に 3000ポイント
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冷蔵庫
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501リットル以上
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10000ポイント
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401−500リットル
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9000ポイント
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251−400リットル
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6000ポイント
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250リットル以下
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3000ポイント
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買い替えをしてリサイクルを行う場合
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更に 5000ポイント
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地上デジタル放送対応テレビ
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46V以上(液晶、プラズマ)
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36000ポイント
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42V、40V(液晶、プラズマ)
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23000ポイント
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37V(液晶、プラズマ)
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17000ポイント
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32V、26V(液晶)
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12000ポイント
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26V未満(液晶)
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7000ポイント
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買い替えをしてリサイクルを行う場合
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更に 3000ポイント
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付与されたポイント数は1ポイントが1円分として換算され、政府が交換商品一覧にあげている中の希望商品と交換できるようになります。
交換商品一覧 http://www.env.go.jp/policy/ep_kaden/pdf/090619a-1.pdf
上記の交換商品一覧をみると、たとえば
・Suica、PASMOなどの公共交通機関カード
・図書カード、、おこめ券、ビール券、お肉のギフト券、すし券などの全国共通ギフト券
・JTB旅行券、全国百貨店商品券、セブン&アイ商品券、ダイエー商品券などの流通系商品券
・電子マネー「Edy」「nanaco」、QUOカード、ローソンプリペイドカードなどの流通系プリペイドカード
・JCBカード、三井住友VISAギフトカードなどのクレジット系商品券
・シャディ、JTB商事、ベルメゾンなどのカタログギフト券
・各地方の地域型商品券・各地方の地域産品
などがありますね。わが家のように複数の家電を買い替えたくて「ついたポイントでそのまま店でもう一つ家電を安く買えるかな」と思っていた人には、そのようなシステムでないのがちょっと残念。「ポイントをマイルに換算」もないみたいですね。でも、ポイントがつくというのはやはりうれしいもの。
交換の申請書はインターネットで入手できるほか、全国の家電量販店や郵便局にも置かれる予定となっています。
申請の際には
●申請書(必要事項と希望商品を記載したもの)、
●領収書・レシートの原本(購入日、購入店、購入製品の型番、購入者名が分かるもの)
●保証書のコピー(購入日、購入店、購入製品の型番・製造番号が分かるもの)
● 家電リサイクル券の排出者控え(リサイクルした人)
を「グリーン家電エコポイント事務局」に郵送します。領収書・レシートや保証書などはなくさないように保管しておきましょう。商品は申請書等の郵送後、後日、配送されてくるそうです。
申請の受付は7月1日から。
詳しくは http://www.env.go.jp/policy/ep_kaden/index.html