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■ 高3生の教育費 (受験にかかるお金)
「子ども手当」のニュースが多く流れ、今後の動向に関心が高まっていますね。お子さんのいる家庭では他人事ではないですね。私も子どもが2人おりますが、でも、わが家の子どもはみんな高校生なのです・・・。子ども手当の対象外。(残念!)それどころか今は一番お金がかかる時期にさしかかっています。実感としてやはり教育費は高い!子どもにかけるお金はきりがないです。「○○さんの家はこうだから(うちも他人様に劣らない程度にしなくちゃ)」「子どものためにしてあげる(=お金をかけてあげる)のが親のつとめ」なんていう親の心理が助長して、ついつい教育費が増大し、家計を圧迫しかねません。
高校生までの間は家計からなんとかやりくりできますが、大学や短大、専門学校など進学するとなるとやはり事前の資金準備が必要になってしまいます。またそれは高校卒業後にかかるものだけでなく、高3生のうちにかかるものも多いのです。高3生にもなると実際どんなお金がかかるのか、書き出してみました。
【高3生】
3月
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4月
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5月
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6月
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7月
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8月
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9月
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10月
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11月
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12月
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1月
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2月
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3
月
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塾等の費用が増大(春期・夏期・冬期は特に)
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奨学金の申し込み始まる 奨学金の決定通知
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オープンキャンパス等、遠方の場合交通費、宿泊費
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AO入試で合格の場合入学手続き(入学金、前納金)
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推薦入試で合格の場合入学手続き(入学金、前納金)
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センター願書受付
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受験パック(交通費、宿泊)申し込み
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進路決定者は自動車免許取得など
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受験料(複数校受験の場合、それぞれかかる)
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合格の場合入学手続き(入学金・前納金)
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一人暮らしの準備等
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卒業関連(アルバム代・謝恩会等)
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意外と盲点なのは受験にかかる費用ですね。大学受験は複数校受けるのが一般的ですが、センター試験受験料(3教科以上で成績開示希望の場合) 18,800円、 国公立大個別学力試験(二次試験) 受験料17,000円、
私立大学(医・歯学部を除く)は平均で 35,000円かかります。このほか受験にかかる交通費・宿泊費なども加算するとかなりの負担額です。
入学手続き納付金は想定内としてあらかじめ学資保険や積立などで準備している人も多いと思います。また入学金以外の納付金は前期と後期に分けて納付するところも多く、想定より負担感が少ないかもしれません。意外とそれ以外のところに想定外の負担感があるように感じます。
ちなみに学資保険に入っている人も多いようですが、18歳満期の場合、誕生日と契約日によっては満期日が必要な時期に間に合わない場合もあります。最近では受験方式もAO入試や推薦入試が多くなり、受験日・合格発表・入学金納付日が早まってきている傾向も見られます。高3になってからはある程度換金性のある資金が必要になりようですよ。
わが家の教育資金準備は大丈夫か、一度見直してみるといいですね。
受験・入学時の費用の比較(全国平均)
金融広報中央委員会「知るぽると」よりデータ引用
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自宅
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自宅外
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出願をするためにかかった費用
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120,700円
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113,500円
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受験のための費用
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14,600円
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75,700円
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入学した大学への納付金
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746,400円
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691,900円
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合格発表時や入学手続きのための費用
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9,300円
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57,500円
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入学時出席のための費用
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4,400円
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45,200円
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教科書・教材のための費用
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137,400円
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210,800円
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住まい探しの費用
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242,500円
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生活用品購入費用
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96,300円
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272,300円
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引っ越し・送料など
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25,100円
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4月分の生活費
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37,200円
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74,300円
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予備の貯金
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125,700円
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125,300円
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保険料
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37,300円
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36,700円
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生協出資金
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18,000円
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18,600円
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お礼など
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35,700円
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36,700円
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合計
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1,383,000円
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2,035,000円
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後期納付予定額
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360,400円
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325,000円
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