■ 未経験分野で就職したい人に(雇用支援事業)
みなさんは今年の抱負、どんなことを考えましたか?
あいかわらず世の中は厳しく、険しい状況ですが、やはり今年も安定した穏やかな生活を送りたいものですね。
ところで、ハローワークで求職活動をしていて「未経験分野で就職したい」と考えている人に、こんな雇用支援事業があったって知っていますか?
利用できる人
|
以下にいずれにも該当する人
●ハローワークに求職登録した人で希望する分野において十分な知識技能がないと認められる人
●ハローワークにてこの雇用支援事業を受けるのが適当であると認められた人
●過去1年間、当該会社で働いていなかった人
●すでに当該会社と雇用契約を結んでいない人
|
未経験分野で働きたい人向きの制度は2つあります。
実習型雇用支援事業
|
希望する分野の企業と原則として6か月間の有期雇用契約を結び、その期間を実習型雇用期間として、技能及び経験を有する指導者のもとで指導を受けながら実習や座学などを通じて必要な技能や知識を身につけ、その後の正規雇用へとつなげる制度
|
職場体験型雇用支援事業
|
希望する分野の企業における1か月以内の職場体験に参加することを通じて、企業との相互理解を深め、その後の正規雇用へとつなげる制度
この職場体験に参加した、雇用保険を受給できない人に対しては、職場体験に参加した日数に応じて奨励金が出ます。
職場体験に参加した日数
|
奨励金の金額
|
5日以上8日以下
|
3万円
|
9日以上12日以下
|
6万円
|
13日以上16日以下
|
9万円
|
17日以上
|
12万円
|
|
ちなみに、ハローワークの紹介により実習型雇用として受け入れる事業主側には助成金が支払われるようです。働きたいほうも、雇い入れるほうもメリットがありますね。
どんな人を雇い入れたとき?
|
ハローワークに求職登録をした求職者で、希望する求人の分野において十分な技能・経験を有しない求職者であると認められる人
|
いくらもらえる?
|
A 実習型雇用助成金
実習型雇用により求職者を受け入れた場合
→ 月額10万円(6ヶ月)
B 正規雇用奨励金
実習型雇用終了後に正規雇用として雇い入れた場合
→ 100万円
※ 正規雇用奨励金は、正規雇用後6か月の定着と、さらにその後6か月の定着を要件とし、それぞれ50万円ずつ2回の時期に分けて支給されます。
C 教育訓練助成金
正規雇用後にさらに必要な教育訓練を行う場合
→ 上限50万円
|
また、職場体験雇用として受け入れる事業主側にも同様に助成金が支払われるようです。
いくらもらえる?
|
A 職場体験受入助成金
○職場体験を受け入れた場合、その実施日数に応じて受入人数1人あたり以下の額が支給されます。
5日以上8日以下
20,000円
9日以上12日以下
50,000円
13日以上16日以下
80,000円
17日以上 100,000円
B 正規雇用奨励金
職場体験終了後に正規雇用として雇い入れた場合
→ 100万円
※ 正規雇用奨励金は、正規雇用後6か月の定着と、さらにその後6か月の定着を要件とし、それぞれ50万円ずつ2回の時期に分けて支給されます。
|
詳しくはこちら
http://www.javada.or.jp/kikin/index.html
こんな制度があったんですね〜。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」とも言いますし新たな寅年のスタートをしてみたらいかがでしょう?