■ 盲導犬に関するマメ知識
皆さんは盲導犬関係の法人(盲導犬協会)に寄付をしたいことがありますか?
○○盲導犬協会の貯金箱が公共施設などにおいてあったり、クレジットカードなどのポイントの交換対象として○○盲導犬協会があったり…意外と気軽に寄付することができます。
しかし残念ながら、その寄付する先についてよく知らない人が多いのではないでしょうか?
恥ずかしながら、私もその1人です。
日本にはなんと9つもの盲導犬協会があります。
そのうちの8つはNPO法人全国盲導犬施設連合会に加盟しています。
加盟している協会
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加盟していない協会
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財団法人 日本盲導犬協会
財団法人 関西盲導犬協会
財産法人 東日本盲導犬協会
財団法人 中部盲導犬協会
財団法人 兵庫盲導犬協会
財団法人 北海道盲導犬協会
財団法人 九州盲導犬協会
社会福祉法人 日本ライトハウス
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財団法人 アイメイト協会
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皆さんが寄付したことがあるのは、どの協会でしょうか?
盲導犬の育成に対する考え方や訓練方法も各協会によって異なっており、横並びというわけではないようです。
その違いを盲導犬一頭あたりの費用などで比較したデータ(アンケート結果)があります。
協会名
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過去の実績
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回答年数
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総収入(約)
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総頭数
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1頭あたりの費用
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日本盲導犬協会
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316頭
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4年間
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25億9195万円
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63頭
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4,114万円
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関西盲導犬協会
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210頭
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5年間
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6億4920万円
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57頭
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1,138万円
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九州盲導犬協会
(福岡盲導犬協会)
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138頭
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5年間
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6億8968万円
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37頭
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1,864万円
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東日本盲導犬協会
(栃木盲導犬センター)
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188頭
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5年間
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6億 577万円
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30頭
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2,019万円
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アイメイト協会
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910頭
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5年間
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9億2506万円
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152頭
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608万円
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(ライオンズクラブ330-A地区 献眼・オープニングアイズ委員会によるアンケート5年間〈平成11年〜15年〉の財務資料及びアンケート〈抜粋〉平成17年4月16日)
※全国盲導犬訓練施設9団体中、回答は上記5団体のみ。
※1頭あたりの費用は、単純に雑収入を頭数で割った、目安としての金額。
この結果をみると、集まった(入ってきた)お金の金額もその使い方も、それぞれで異なっていることが分かります。
盲導犬協会に限らず、私たちの寄付金はできるだけ有効に使ってもらいたいのは当たり前です。
寄付する方も「なんとなくいいことをした」という自己満足だけではなく、寄付する先のことも少し興味を持ち、効果的に寄付していくように心がけることも必要ではないでしょうか。そうすることがより良い活動につながっていくように思います。