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コラム
 

■ 自賠責保険が値上げ

 

デフレだから物の値段は下がっているはず?…ところが、最近いろいろなものが値上げするとかしたとかを耳にしますよね。

最近のネットの検索で「値上げ」と組み合わせているワードのベスト5は、「コーヒー」「たばこ」「ガソリン」「東京ディズニーランド」「自賠責保険」だそうです。中でも「自賠責保険」が第1位とのこと。車を持っている人には関心が高いニュースですね。

 

 

自賠責保険とは自動車やバイクの保有者に加入が義務付けられている自動車損害賠償責任保険のことで、その保険料がこの4月から引き上げられることになりました。

 

保険料は2011年度と2013年度の2段階で引き上げられます。

2011年度の上げ幅は、自家用乗用車が11.0%、軽自動車が15.8%、二輪車が5.3%、原付自転車が7.2%です。

 

2年契約の保険料

現在

値上げ後

(2011年4月以降)

自家用乗用車

2万2470円

2万4950円

軽自動車

1万8980円

2万1970円

 

自賠責保険の保険料は2008年4月に運用益などを契約者に還元するため平均24.1%引き下げられました。そして2013年度から元の水準に戻す予定でしたが、事故被害者への保険金の支払いが増加したことなどで想定以上に収支が悪化しました。その赤字を解消するため、2011年度と2013年度の2段階で保険料を上げることになり、2013年度には15%程度の引き上げが必要となる見込みのようです。

 

ちなみに、2010年度は保険料収入6001億円に対して保険料支払いは8357億円で、2356億円の赤字でした。2011年度には累計赤字が4710億円に達する見通しだと報道されています。

 

金融庁は損害保険業界と連携し、保険支出の約4分の1も占めている事務コストや代理店手数料を削減し、できるだけ契約者の負担増を圧縮したい考えのようです。

 

今回の値上げと2013年度の値上げは、地方など家族1人に1台の車が必要な世帯にとっては影響が大きく、とくに任意の自動車保険料が大手損害保険会社で4月以降高齢者を中心に値上げする方向でもあり、高齢世帯にはダブル値上げとなり負担は重くなりそうです。

 

このところガソリンも値が上がっていますし、車を日常的に使う人には負担が増える傾向にあります。そのほかにも駐車場代や税金、車検代など車は持っているだけでも結構お金がかかります。車はあれば便利ですが、車を持たない生活もありかも…必要なときだけレンタカーを利用するなども検討し、わが家は車が本当に必要かどうか検討してみるにはいい時期かもしれませんね。

 

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