ファイナンシャルプランナーの役立つお話 | 保険の相談ならお任せください

生命保険比較見直し相談は生命保険ドットコム  
生命保険比較見直し相談フリーダイヤル0120-670-790
FPによる生命保険比較見直し無料相談お申込はこちらから!
当サイトの使い方
賢い生命保険見直しの第一歩
賢い生命保険見直しのポイント
生命保険の種類
ファイナンシャルプランナーとは
FPの役立つお話!
金融関連ニュース
生命保険会社一覧
生命保険会社格付
ソルベンシー・マージン比率
質問と皆様からのご回答
ご利用者の声
お問い合わせ
 
賢い保険選びに重要な生活設計(ライフプラン)
 
コラム
 

■ 自動車保険の改定

 

10月から、交通事故を起こすと自動車保険料が今までより大幅に引き上がってしまうのでご注意ください。

 

自動車保険には「等級」というものがあります。等級が高いほど保険料の割引率が高くなり保険料が安く、等級が低いほど保険料が高くなるしくみです。この等級は1年間無事故ならば1等級上がり保険料が安くなります。逆に事故を起こせば3等級下がり保険料が高くなります。

 

 10月から多くの損害保険会社でこの等級のしくみが大きく変わります。大きなポイントになるのが、「事故有係数」と呼ばれるペナルティーの新設です。

 これにより、事故があった場合には従来どおり等級が3等級下がりますが、さらに事故後3年間は「事故有係数」というペナルティー保険料のしくみが適用されます。これは3等級下がるだけでなく「事故有係数」の人は、「無事故係数」の人よりも高い保険料体系になるというものです。

 例えば同じ10等級のAさんとBさんがいたとします。Aさんは前年無事故で今回等級が上がって10等級になりました。Bさんは前年事故有りで等級が下がって10等級です。

どちらも同じ10等級ですが、実態は同じではありません。Bさんは実際、保険会社から保険金の給付を受けています。このように同じ等級でも事故のあった人、事故のなかった人で保険料に差を設けて、より公平にしようというのが今回の改定の主な目的です。

 

さらにこれまで「等級据え置き事故」というものがありましたが、多くの保険会社が10月から「等級据え置き事故」を廃止しています。「等級据え置き事故」は盗難や自然災害、飛来・落下物による損傷など自分に責任のない被害"を被った時には、車両保険を使って車を修理しても等級が下がらないというものでした。それが10月から廃止され、たとえ不可避的な災難で車両保険を使って車を修理しても、1等級ダウンしてしまいます。そして、このケースでも事故後1年間は「事故有係数」が適用されます。

 

 こうなると保険を使わず自費修理したほうがいいのではないかということになります。

軽微な自損事故ならばば保険を使わず、自費で車を修理した方がトータルで得な場合も出てくるでしょう。

10月からの変更については各保険会社で対応も違うので、まずは今加入している保険会社の対応を確認してみましょう。その上で、契約内容について免責金額の設定や車両保険加入の有無など、代理店やファイナンシャル・プランナーなどに相談してみるといいでしょう。それと・・・やはり大事なのは、事故を起こさないように心に余裕をもって過ごすことですネ!

 

FPによる生命保険見直し無料相談お申込はこちらから!