■ 乳幼児教室の費用
教育費は家計の3大費用の1つです。
子供が生まれたら継続的に必要となる教育費は、ライフプラン的にも重要なイベント費用なのです。
教育費といっても、学校にかかる学費以外に、習い事や塾、予備校、海外留学の費用、さらに自宅学習用のプリントやパソコン用教材など、様々な費用がかかります。
教育費というと、一般的には、公立の学校に通った場合と私立の学校に通った場合、大学は文系か理系かなどで、教育費は大体これくらいかかるというデータを目にすることが多いと思います。例えば、公立コースで800万円、私立コースでは2000万円など…。しかし、実際には、実態が把握されていませんが、もっと教育費用はかかっているようです。もちろん、その家庭の方針や状況によっても大きく異なるのでしょうが…。
最近は、少子化にもかかわらず、乳幼児教育の教室などは増えているようです。大きなショッピングモールの一角に乳幼児教室が設けられていることもよくありますよね。
早期教育には賛否両論あるようですが、米国フィラデルフィアの人間能力開発研究所のグレン・ドーマン氏によると、「人間の脳は受精の瞬間から爆発的なスピードで成長し、その後速度は次第に遅くなります。爆発的な上昇カーブを描いたあと、下降線をたどるのです。そして、脳の成長の全行程は、6歳でほぼ完了します。」とのことです。義務教育が始まるまでの6年間をどう過ごすかによって、その子の脳は大きく異なるということです。日本でも、そのような研究をしている人たちの声が広がって、最近では、あらためて乳幼児教育が注目されているようです。
乳幼児教育には、家庭内で親などが行うほか、教室に通うものもあります。1歳ぐらいの子供の場合、教室には週1回通うのが一般的のようです。
主な乳幼児教室の費用(1歳の子供が通うことができるもの)
教室
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コース
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月額
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その他
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七田チャイルドアカデミー(A地区の場合)
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幼児コース(年43回、1回50分)
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14,700円(受講料)
2,100円(教室維持費)
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入室金21,000円
教材費は実費
A地区とB地区がある
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小学館ドラキッズ
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総合教育コース さくらんぼクラス(週1回、1回60分)
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5,775円〜6,825円
教室運営費は別途
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入会金5,250円
金額の詳細は地域によって異なる
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学研ほっぺんくらぶ
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のびのびコース(月2回、年24回、1回60分)
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4,000円〜(教材費込)運営費は別途
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入会金5,000円
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TOEベビーパーク
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Bクラス(年42回、1回50分)
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14,700円
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入室金14,700円
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※それぞれのHPより料金等は調べたもの。詳細は各教室にお問い合わせください。
上記は一例です。もっとたくさんの教室があります。それぞれの教室によって、目的や考え方、プログラム内容などが異なります。親がどう考えるかによって、教室も選んだほうが良さそうです。
とにかく、赤ちゃんの頃から知育玩具を買い揃え、乳幼児から上記のような教室や語学系・音楽系・スポーツ系などの習い事に通ったりして、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、その間の学習塾や習い事もと考えると…その子が就職するまでに、かなりの金額を投資することになります。教育投資をどの程度まで行うのかは家計にとって大きな問題です。教育方針なども含め、夫婦や親子でしっかり話し合い、お金の準備は出来るだけ早めに始めておきましょう。