■ 家計簿をつけよう!
皆さんは家計簿をつけていますか?
家計簿を付け始めては挫折して…を繰り返している方も多いのでは?
NTTコミュニケーションズの調査(2011年)によると、「家計簿をつける人の貯蓄額は、つけない人より71.1万円多い」とのこと。貯蓄額は、家計簿をつけている人が平均639.8万円、つけていない人の平均が568.7万円でした。
そういわれると、来年こそは家計簿をつけよう!という気持ちにもなるのではないでしょうか?
同社の調査によると、収支の記録方法について尋ねたところ、アナログ派は「市販の家計簿」49.3%と「ノートや手帳など」48.0%とだいたい同じぐらいの割合でしたが、デジタル派は「Excelで作成したオリジナルの家計簿」が58.0%と一番多く、次いで「Web上にある無料の家計簿ソフトやアプリ」が21.3%、しそして「市販の家計簿ソフトやアプリ」が12.7%と続くという結果でした。
また、家計簿をつける頻度は「出費がある都度」33.3%、「1日1回」25.0%と多く、結構マメにつけている人が多いようです。
私も家計簿はExcelでオリジナルのものを作成し、出費がある都度、場合によっては3日分ぐらいまとめて入力しています。オリジナルの家計簿なので、我が家のスタイルにあった項目を作ってしるので、入力しやすいですし、お金の管理もしやすいです。入力時間は1回3分程度ですから、そんなに負担には思いません。そして、必ず、年間で収支を確認し、計画通りに貯蓄ができたかを1年に一度は振り返るようにしています。家計簿をつけているおかげで、使途不明金はほとんどなく、何にどれぐらい使ったかを把握することができ、満足度の高いお金の使い方ができているように感じています。一生懸命働いて得た収入ですから、大切に有効に使いたいと誰しも思っているでしょう。そのために家計簿をつけることは大変効果的です。
さらに、この調査によると、家計簿をつけていない人の過半数は、過去に家計簿をつけた経験があるとのこと。現在つけていない理由は、「書き込むのが面倒だから」50.7%と一番多く、次いで「入力するのが面倒だから」23.7%、そして、「家計簿をつける時間そのものがないから」20.0%、「費目の理解・整理などに時間がかかる」19.3%という結果でした。手間と時間が家計簿挫折の大きな要因となっているようです。つまり、家計簿を続けるためには、いかに手間と時間をかけないスタイルでつけるかということが大きなポイントですね。自分にとって一番負担とならないやり方で家計簿をつけてみましょう。
なお、家計簿をつける人は自己管理ができるとも言えるので、自分の目標に向かって計画的に実行していくので、ライフプランを実現しやすいとも言えます。家計簿をつける男性のイメージに関する質問では「きちんとしている」「規則正しい生活ができる」「健康的」「仕事ができる」「頼れる・頼もしい」「家庭的」などの好意的なイメージが多く、これからは「家計簿男子」なども登場して、家計簿は女性がつけるものという固定概念もなくなっていくかもしれませんね。
家計簿をつけるだけで、使途不明金がなくなり、貯蓄も増え、ライフプランも実現しやすくなるのであれば、やってみようと思えるのでは?!来年はぜひ家計簿をつける習慣を身につけるようにしましょう。