■ 月々の平均生活費はいくら?
消費税が上がって、家計のさらなる節約に取り組んでいる家庭も多いでしょう。
世間の平均的な生活費ってどれくらいなのか、目安として知っておきましょう。
総務省の「家計調査」によると、平成24年の勤労者世帯のうち2人以上の世帯(平均世帯人員3.42人)の消費支出は1ヶ月平均313,874円です。その内訳は以下のとおりです。
項目
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割合(%)
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金額(円)
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食料
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22.1
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69,366
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住居
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6.5
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20,402
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光熱・水道
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7.2
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22,599
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家具・家事用品
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3.3
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10,358
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被服及び履物
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4.3
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13,497
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保健医療
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3.7
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11,613
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交通・通信
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16.0
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50,220
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教育
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5.7
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17,891
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教養娯楽
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9.7
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30,446
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その他
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21.3
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66,855
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住居費は、個々の住まいの環境によって大きく異なりますから、平均はあまり目安になりませんが、食料費や光熱・水道費、通信費などは、平均と比べて我が家はどうかと見てみるのもいいでしょう。
ちなみに、年代別で見てみると下記の通りで、最高は50代です。
〜29歳
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243,461円
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30〜39歳
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271,859円
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40〜49歳
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318,904円
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50〜59歳
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355,999円
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60〜69歳
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307,626円
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70歳〜
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291,231円
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50代まではだんだん消費支出金額が増えていく傾向で、特に40代は教育や教養娯楽にかかる比率が高くなっています。60代からは消費支出金額は減っていきますが、食料にかかる比率は高くなっていきます。
地域ごとにも差があり、最も高いのは四国で348,108円、最も低いのは沖縄で247,371円と、約10万円の開きがあります。
これらのデータはあくまで平均ですから、参考程度に見てください。ご自身のライフプランにあったお金の計画を立てて、無理なく節約をして、心豊かな生活をおくってくただいね。