■ 2014年冬のボーナス!
今年の冬のボーナスは去年よりは増えているかもと期待している人も多いのでは?
第一生命経済研究所(2014年11月6日発表)の予測では、民間企業の冬のボーナスは前年比+1.9%で支給額37万4千円、4季連続の増加となりそうです。
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2013年
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2014年
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夏
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冬
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夏
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冬(予想値)
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一人当たり支給額(円)
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359,308
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366,856
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370,550
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373,826
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前年比(%)
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0.3
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0.3
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3.1
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1.9
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(第一生命経済研究所作成資料より)
もちろん、冬のボーナスが前年よりもっと増える企業もあれば、反対に減ってしまう企業もあるでしょう。人によっても異なると思います。ですから、上記データは参考程度にしておいてください。
さて、この冬のボーナスの使い道はどうしますか?
そもそも、住宅ローンのボーナス払いやクレジットカードのボーナス払いなど使い道が決まってしまっている金額がある場合は、それを除いた金額が自由に使えるお金ということになりますね。
ちなみに価格.COMリサーチの「冬のボーナス2013」調べによると、自由に使える金額は「10万円未満」が全体の47.3%だったとのこと。
ボーナスをもらったら、まず、自由に使える金額がどれくらいか確認してみましょう。それから使い道は決めたほうがいいですね。
さらに上記同様の価格.COMリサーチの「冬のボーナス2013」調べによると、どのような目的にいくら使うか項目別に聞いたところ、以下のような結果になっていました。
ボーナスの消費目的
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この目的にお金を使う人の
平均消費金額(円)
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この目的にお金を使う人の割合(%)
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ローン返済
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187,562円
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43.3%
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貯金
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184,706円
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70.8%
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(海外)旅行・外出する
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156,949円
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7.7%
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金融商品(投信・株式等)の購入など
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149,957円
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10.3%
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子供の教育費
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131,229円
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31.0%
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金融商品(投信・株式)の補填
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85,507円
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6.5%
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商品・サービスを購入する
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73,872円
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71.0%
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(国内)旅行・外出する
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59,401円
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36.0%
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その他
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98,874円
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34.1%
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その目的にお金を使う人の割合が多いのは、「商品・サービスを購入する」や「貯蓄」で、金額では「ローン返済」や「貯蓄」が多いという結果でした。が、投信や株式等への投資にボーナスを使う人も10%程度いるということは、貯蓄だけではなく、投資もやってみようという人も増えてきたと言えますね。
ボーナスは給与の一部と思って、生活費の補填に使ってしまう家計も多いようです。が、この使い方ではボーナス次第で家計が破綻することになります。ボーナスがなくても困らないような家計にしておくことが基本です(なかなか難しいですが…)。ボーナスを日常の生活費として消費してしまうと後には何も残りません。自分への投資や家族イベントなども含め、自分と自分の家族などがもっと幸せになれるような使い方、貯め方をしていくように心がけましょう!
自由に使える金額は、こんなふうに使ってみるのはいかがでしょうか?これはあくまで私からの提案ですから、自分でしっかり考えてより良い使い方を選択してくださいね!
【使い方の一例】
●自分への投資 25% ⇒ 結果、自分の人生を豊かにしてくれる。自己投資は大切。
●消費(自分や大切な人のために) 25% ⇒ 頑張った自分へのご褒美や支えてくれた周りの人への感謝。
●未来への貯蓄 34% ⇒ 先のことはわからないが、備えることも大事。将来のための貯金。
●未来への投資 15% ⇒ インフレなどに備えるためにも投資を。夢を叶えるための投資。
●助けたい人などへの寄附 1% ⇒ 稼いだお金の1%は寄附を。人のために役立つことも大事。