■ 夏のボーナスの使い道
もうすぐ夏のボーナスですね。使い道の計画はたてていますか?
ボーナスはいつの間にかなくなってしまっている・・・なんて人も多いのではないでしょうか?
ボーナスを効率的に活用するためには、目的別に分けてしまうことがポイントです。
ボーナスが入ったら、「生活用」「貯蓄用」「予算用」の3つの口座に分けて管理していきましょう。
生活用口座
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給料が入ってくる口座のなかでローン・家賃・光熱費など、経常的な費用を管理します。
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貯蓄用口座
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ボーナスが入ったら、まず自分で決めた金額を貯金用口座に積立しましょう。「余ったお金を貯めよう」といった考え方では、なかなか貯金は貯まりません。夏のボーナスの使い道を検討する上で、まず貯金用口座で積み立てる金額を決めましょう。
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予算用口座
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少し大きな買物・旅行などの予定などは予算用口座をつくり、予算額を決めてその中で管理していきましょう。口座の中で支出を管理することで、いざというときにあわてずに済みます。
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ボーナスの活用については年代別にポイントがあります。
〜20代〜
20代はまだ給与もそれほど多くはないので、なかなか貯蓄するのが難しいかもしれませんが、ボーナスを上手に活用して貯蓄するクセをつけましょう。車の購入や旅行、結婚や出産といった支出も近い将来でてくるかもしれません。ボーナス頼みの買い物のクセはつけないようにしましょう。また、貯蓄だけでなく、自分磨きへの支出も大切です。
〜30代〜
結婚、出産、教育、住宅購入・・・と、大きなライフイベントで出費もかさむ時期です。ただ、まだ子どもが小さい時は貯めやすい時です。ボーナスを活用して教育資金や住宅購入の自己資金をしっかり貯めておきましょう。
〜40代〜
住宅ローンの返済に教育資金と、家計のやりくりがとても難しい時期です。負担の大きい住宅ローンをボーナスで繰上げ返済していきたいところだと思いますが、繰上げ返済を重視しすぎないことも大切です。子どもの進路変更など予算外にお金がかかることもあります。ボーナスで無理せず貯蓄を増やしていきましょう。
〜50代〜
教育資金の負担が軽くなってきたら、ボーナスの使い道も、老後資金づくりにシフトチェンジしていきましょう。住宅ローンの返済が退職後まで続く場合には退職後のライフプランをイメージして繰上げ返済を検討していきましょう。老後に大きな出費を持ち越さないようにボーナスの有効活用を検討しましょう。