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コラム
 

■ 一人当たりの医療費

 

 日本の医療保険は、国民皆保険制度になっており、全国民を公的医療保険で保障しています。特徴として、医療機関を個人が自由に選択でき、安い医療費で高度な医療を受けることができるなど、世界に誇ることができる体制になっています。

 

 国民は被保険者として保険料を負担しています。収入などによりその保険料の負担は異なります。そして、病気などで医療機関にかかったら患者として病院の窓口では原則3割を自己負担します。その年齢階級ごとの一人当たりの金額が、下記表の「自己負担額及び保険料」の金額です。もちろん、これだけでは医療保険制度は維持できないので、国や地方の公費負担があります。

 

【年齢階級別1人当たり医療費(年額)】

厚生労働省の医療保険に関する基礎資料(平成24年度の医療費等の状況)より

年齢

一人当たり医療費

自己負担額及び保険料

 

自己負担額

保険料

04

22.3

3.7

3.7

 

59

12.2

2.7

2.7

 

1014

8.7

2.1

2.1

 

1519

7.0

2.5

1.6

0.9

2024

7.3

12.3

1.7

10.6

2529

9.1

23.0

2.1

20.9

3034

10.8

25.8

2.4

23.3

3539

11.9

28.5

2.7

25.8

4044

13.5

31.3

3.1

28.2

4549

16.7

34.3

3.8

30.5

5054

21.2

35.5

4.7

30.8

5559

27.1

33.4

5.9

27.5

6064

35.5

24.5

7.5

16.9

6569

45.1

22.1

9.0

13.1

7074

61.1

18.1

7.4

10.7

7579

76.8

13.7

6.4

7.3

8084

91.0

14.3

7.4

6.9

8589

101.2

14.1

7.9

6.2

9094

108.3

12.8

8.1

4.7

9599

116.2

12.4

8.5

3.9

100

119.0

12.2

8.8

3.4

(単位 万円)

上の表の通り、一人当たりの医療費は、年齢階級が上がるにつれて医療費が増えていて、60歳以降は増え方が大きくなっています。特に85歳以降は年間100万円を超えています。また、20歳から59歳までの、いわゆる現役の世代は、一人当たりの医療費よりも自己負担額及び保険料の金額の方が大きいですが、それ以外の世代は、それが逆転しており、高齢者はその差が大きいことも分かります。このまま高齢者が増え続けると、医療費負担も大きくなり、結果、国の負担、現役世代の負担が今以上に重くなります。この世界に誇る医療保険制度を維持していくために、いかに健康な高齢者を増やしていくかが、今後の課題のように思います。まずは私たちが健康な年寄りになれるよう、今から努力する必要がありますね。

 

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