■ コロナ後、より良い生活を目指して
通勤する人も増えて、学校も始まり、少しずつ生活範囲も広がってきましたね。
これからの生活をどう変えていくのか…Beforeコロナの生活に戻るというよりは、withコロナの新しい生活に向けて、個人や家族でより良い生活に見直していくよいタイミングではないでしょうか。
自粛生活に入ったときは、それに対応するのにパニックになっていた人もたくさんいるでしょうが、少し落ち着いてきてから、この自粛生活を振り返ってみると見えてくることもあるでしょう。
新型コロナウィルスは、私たちにとって、どんな影響があったのか、たくさん悪い影響もありましたが、いろいろなことを考える時間をもたらし、新しい生活も体験させてくれました。リモートワークやオンライン学習、そして家で家族と過ごす長い時間。それぞれいろんなことに気づかされたのではないでしょうか。
例えば、仕事。今までの仕事のやり方のいい点、改善したほうがいい点が見えたかもしれません。リモートワークのほうが効率よく仕事ができる人もいたかもしれません。
そして、子どもの学習。学校の役割は何か。学校以外での学びの可能性。より効率よく基礎学力を身につけ、興味のあることの学習を優先させるほうが、子どもにとってより良い学びになるのではないか。そんなことを考えたこともなかった親たちも、子どもの学びについて真剣に考えるきっかけになったのではないでしょうか。
そしてさらに、家族や人とのつながり。一緒に生活する家族について、または離れて暮らす家族にすいて。親戚や友人、仕事関係の仲間や学校などの仲間、さまざまな人間関係について少し考えてみると、本当に大切なことが見えてくるかもしれませんね。ストレスの多くは人間関係から生まれると聞いたことがあります。ぜひこのタイミングで、どんな人間関係が自分によってより良いのか、改善できることを整理してみるといいでしょう。
それから、お金について。今までのお金の使い方を見直すチャンスかもしれません。無駄に使っていた部分に気づけた人もいるでしょう。できるだけ、買い物に行く回数を減らしたら、無駄に買い物もしなくなったという声も聞きます。遠出をしなくても、県内で楽しく過ごせる場所や遊び方があることに気づけたという人もいることでしょう。
最後に、健康。健康な体と心が大切であることにあらためて気づけたよい機会となりましたね。免疫力アップのためにできることを心掛ける生活は、これからも続けていくようにしましょう。
仕事・学習（教育）・人間関係・お金・健康、このような項目で、ぜひ、改善できる点を考えてみてください。きっと、この数か月の間に価値観にも変化があったと思います。自分の価値観に合ったライフプランを再検討する機会としてもらいたいです。
先日、年収1000万円で不幸な人と年収400万円で幸せな人、その違いについて書いてあった記事を読みました。要は心の持ちようのようです。年収1000万円で「足りない、足りない」と不平不満を言いながら生きている人と、年収400万円で「十分楽しい、満足だ」とその環境に感謝しながら生きている人では、後者のほうがもちろん幸せです。つまり、生活ができるお金さえあれば、年収は関係なく、心の持ちようで幸せに生活できるということでしょう。
国や政治に不満があるという声も聞こえてきます。しかし、大人がそのようなことばかり言っていては、子どもたちにどのような影響があるでしょうか。子どもにはもっと前向きに、この先いろんな困難があるだろうけど、知恵を出し合って、時には痛みも分かち合って、工夫して、協力して、乗り切っていってほしい、そんな生きる力のある人に育ってほしいと思います。
自粛生活で、子どもと過ごす時間が長くなり、このようなことを考えていました。皆様はどうでしょうか？ピンチをチャンスに！災い転じて福となす！どうか、よりよく変わるための良い機会となりますように。
