■ ポイント投資
キャッシュレス決済の醍醐味といえばポイント。ポイントをうまく貯めて活用することを「ポイ活」というそうです。
数年前から比べるとキャッシュレス決済がかなり普及しましたね。国の「キャッシュレス・ポイント還元事業」や「マイナポイント事業」という政策も背景にありますが、新型コロナを背景にお金の手渡しをしないでよい方法だからというのも理由にあるかもしれません。最近ではもう現金決済からキャッシュレス決済にシフトしてきた人も多いのではないでしょうか。
ポイントを貯めて買い物に活用している人が多いと思いますが、貯まったポイントで投資をすることもできます。ポイント投資は、1ポイント=1円というように現金の替わりにポイントを使って投資信託などの金融商品に投資ができるサービスです。ポイントで投資できるというのはポイントの発行体が証券会社と連携しているからです。
ポイント
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連携している証券会社
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Tポイント
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SBI証券
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楽天ポイント
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楽天証券
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dポイント
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SMBC日興証券
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LINEポイント
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LINE証券
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Pontaポイント
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auカブコム証券
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PayPayポイント
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PayPay証券
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ポイント投資を選ぶ際に必ずチェックしておきたいことを抑えておきましょう。
1 投資対象
連携している証券会社によって投資できる商品は異なります。株式や投資信託、IPOなどの購入もできるものがあります。NISA口座に対応できるものもあるので、おまけでついたポイントを非課税で増やすこともできます。
2 貯めやすさ
ポイントが貯まりやすいかも重要です。日常の買い物やよくいくお店でもポイントがついたりするか還元率を見てみましょう。ただし、投資するためにポイントを貯めようと無駄遣いをしては本末転倒です。
3 いくらから投資できるか
いくらから投資できるかをチェックしましょう。100円からできるものや1000円からできるものなどがあります。少額で投資できるとハードルは低いですが、手数料が割高になりがちなので注意しましょう。
4 手数料
売買手数料や購入手数料などのコストに注意してみましょう。コストが低いほど、値上がりが少なくても利益が発生しやすくなります。
「投資はしたいけどお金が捻出できない…」なんていう人はポイント投資からチャレンジしてみませんか?
そもそもポイントはおまけでついたもの。「投資は余裕資金で行う」という原則にかなった方法ですね。