■ こどもみらい住宅支援金
近年、脱炭素化に向けて省エネ住宅に対する支援が手厚くなっています。2022年3月28日から申請が始まる「こどもみらい住宅支援金」も省エネ住宅を支援する制度です。
これは「子育て支援」と「脱炭素化」の2つを実現するために「⼦育て世帯」や「若者夫婦世帯」による省エネ性能を有する新築住宅の取得を補助したり、住宅の省エネ性能向上リフォームに対して補助する制度です。
●対象
省エネ性能を有する新築住宅の取得
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子育て世亭・若者夫婦世帯
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省エネ性能向上リフォーム
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全世帯
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省エネ性能を有する新築住宅の取得は「子育て世代」と「若者夫婦世帯」が対象です。
「子育て世代」とは、申請時点において、子(年齢は令和3年4月1日時点で18歳未満)を有する世帯です。
「若者夫婦世帯」とは申請時点において夫婦であり、令和3年4月1日時点でいずれかが39歳以下の世帯です。対象となる住宅は延べ床面積が50u以上の住宅です。
なお、省エネ性能向上のリフォームについては全世帯が対象となっています。
●省エネ性能を有する新築住宅の取得
補助額は省エネ性能によって3段階に分かれています。
ZEH住宅
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100万円
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高い省エネ性能等を有する住宅
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80万円
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一定の省エネ性能を有する住宅
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60万円
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ZEH(ゼッチ)とはネットゼロエネルギーハウスと呼ばれ、太陽光発電などを利用してエネルギーをつくることもできる住宅です。
●省エネ性能向上リフォーム
リフォームでは、子どもの有無や年齢などに関係なく、自身が居住する住宅のリフォームであれば誰でも申請することができます。「子育て世帯」、「若者夫婦世帯」は補助額(上限)」が30万円から60万円に大きく引き上げられます。
「子育て世帯」、「若者夫婦世帯」
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既存住宅を購入してリフォームする
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60万円
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上記以外のリフォーム
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45万円
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一般世帯
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安心R住宅を購入してリフォームする
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45万円
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上記以外のリフォーム
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30万円
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安心R住宅とは一定の基準を満たした既存住宅のことです。
対象となる8つのリフォーム工事のうち1〜3のいずれかに該当するリフォーム工事を含んでいる必要があります。
1.開口部の断熱改修
2.外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
3.エコ住宅設備の設置
4.子育て対応改修 (例:家事負担の軽減に資する設備設置工事)
5.耐震改修
6.バリアフリー改修
7.空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
8.リフォーム瑕疵保険等への加入
詳細はホームページ参照を参照してください。
https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/