ファイナンシャルプランナーの役立つお話 | 保険の相談ならお任せください

生命保険比較見直し相談は生命保険ドットコム  
生命保険比較見直し相談フリーダイヤル0120-670-790
FPによる生命保険比較見直し無料相談お申込はこちらから!
当サイトの使い方
賢い生命保険見直しの第一歩
賢い生命保険見直しのポイント
生命保険の種類
ファイナンシャルプランナーとは
FPの役立つお話!
金融関連ニュース
生命保険会社一覧
生命保険会社格付
ソルベンシー・マージン比率
質問と皆様からのご回答
ご利用者の声
お問い合わせ
 
賢い保険選びに重要な生活設計(ライフプラン)
 
コラム
 

■ NISA制度の拡充

 

202212月、2023年度の与党税制改正大綱を決定し、2024年以降のNISA制度が拡充されることになりました。

新制度の内容は、以下のとおりです。

 

【NISA拡充の概要】

 

従来

新制度(2024年スタート予定)

制度の期限

つみたて

2042

恒久化

一般

2028

非課税保有期間

つみたて

20

無期限

一般

5

年間上限額

つみたて

40万円

つみたて

120万円

一般

120万円

成長投資枠※

240万円

生涯限度額

つみたて

800万円

1800万円

(うち成長投資枠※ 1200万円)

一般

600万円

つみたてと一般の併用

不可

可能

新制度で新たに設けられる「成長投資枠」とは、個別の株式にも投資できる枠で、従来の一般NISAと同様のものと思われます。詳細はこれから決まるので、注目しておきましょう。

 

ポイントは以下の5つです。

制度が恒久化されること

従来の制度では、制度の期限があり、将来、制度がなくなってしまう心配をしつつ、制度がある間に投資をしておこうという意識でした。しかし、制度が恒久化されるので、打ち切りになる心配もなく、将来を見据えて継続的に投資していくことが可能です。

 

非課税保有期間が無期限になること

従来の制度では、一般NISAは「5年」で、その5年の間に売却するか、期限まで保有し次の期間に引き継ぐ「ロールオーバー」をするかを検討し、ロールオーバーするには手続きが必要で、ちょっと面倒だなと感じることもあります。が、それが無期限になるということは、ロールオーバーの必要もなくなるので、制度として使いやすくなります。

 

年間投資限度額が拡大すること

つみたてNISAが「40万円」が「120万円」に、一般NISAが「120万円」が「240万円」になり、NISAで投資できる金額が増えます。

 

生涯限度額も拡大すること

従来のNISA制度では、「年間投資限度額いっぱいまで使わないともったいない」という意識が多少ありましたが、制度が恒久化され、生涯限度額1800万円(うち成長投資枠は1200万円まで)まで、自分のペースで投資していくことができるようになります。

また、従来のNISA制度では、売却するとその投資枠は再利用できない仕組みですが、新しい制度では、生涯限度額を超えなければ、途中で売却した場合、その投資した金額については、年間投資限度額の範囲で、再度投資枠が利用できるようになります。

 

つみたてNISAと一般NISAが併用できること

従来のNISA制度では、つみたてNISAか一般NISAか、その年ごとにどちら一方しか利用できませんでしたが、新制度では併用できるようになります。つみたてNISAで一定額を投資信託に積立てながら、成長投資枠NISAで個別株に投資することもできるわけです。

 

以上のように、制度としてかなり使いやすくなります。

新制度は2024年からなので、2023年は従来の制度のままです。これまでの従来の制度で投資している資産は、

新制度には移行しません。2023年も従来の制度で投資をしておけば、2024年からの新制度とは別枠で一定期間運用できますね。制度を上手に使って、自分のペースで、資産運用していくようにしてください。

 

FPによる生命保険見直し無料相談お申込はこちらから!