所定の時期に保障内容を移行
移行とは、契約後、期間の経過によって保障ニーズが変化した場合などに、保険料の払込満了後等の所定の時期に、契約している保障内容を変更することです。
この時期は、生命保険会社の定める範囲内で取り扱われます。
変更ができる保険の種類には、終身保険と年金保険があります。
1. 終身保険の場合
終身保険では、保険料の払込満了後に死亡保障を継続せず、老後の年金に移行したり介護保険に保障を移行することが可能です。払込満了後であれば、移行の申込はいつでもできるようになります。
また、これら(死亡保障や年金など)を組合せることも可能です。
2. 個人年金保険の場合
個人年金保険では、年金の受取開始までに、契約時に定めた年金の種類を変更することが可能です。年金の種類としては、保障期間付終身年金、保障期間付有期年金、確定年金などがあり、これらを選択して変更し、組合せることも可能です。
変更の手続きは、生命保険会社によって違いはありますが、年金の受取開始日3ヶ月前から2週間程度前までに行う必要があります。
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