定期保険を受け取るタイプ
定期保険の死亡保険金や高度障害保険金を受け取る形態は様々です。
(1)一時金タイプ
死亡保険金や高度障害保険金を一時金で受け取るタイプの保険です。
金額の変動により、さらに3つのタイプがあります。
<1>定額型
保険期間中の死亡保障金額・高度障害保険金額が一定額の保険です。
<2>逓増型
保険期間中保険料が一定で、死亡保障金額・高度障害保険金額が増額される(逓増する)保険です。
逓増型には、当初保険金額の一定割合ずつ逓増する「単利逓増型」や直前の保険金額の一定割合ずつ逓増する「複利逓増型」があります。
<3>逓減型
保険期間中保険料は一定で死亡保障金額・高度障害保険金額が減額される(逓減する)保険です。
逓減型には、当初保険金額の一定割合ずつ逓減する「定率逓減型」と一定期間ごとに一定金額ずつ逓減する「定額逓減型」があります。
(2)年金タイプ
死亡保険金や高度障害保険金を年金で受け取るタイプの保険です。
年金額の変動により、さらに2つのタイプがあります。
<1>定額型
年金受取期間中、一定金額の年金を受け取ることができます。
ア)死亡・高度障害時から、保険期間満了まで年金が支払われるタイプ
保険期間のいつ死亡・高度障害になったかで、総受取年金額が変わります。【ケース1】
ただし、最低保証期間があり、保険期間満了までの年金受取回数が最低保証回数よりも少ない場合には最低保証分の年金が支払われます。【ケース2】
イ)保険期間中の死亡・高度障害に関わらず、契約時に定めた金額の年金が支払われるタイプ
<2>逓増型
年金受取期間が経過すると、それに応じて年金額が増額されます。
逓増型には、死亡・高度障害時から保険期間満了まで年金が支払われるタイプのみとなります。
1年ごとに初回年金額の一定割合ずつ逓増する「単利逓増型」と、1年ごとに前年の年金額の一定割合ずつ逓増する「複利逓増型」があります。
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