変額保険は、運用実績に応じて年金額や解約返戻金額が変動する保険です。運用は株式や債券などの特別勘定で行われ、運用実績によっては年金原資や解約返戻金が変動し払込保険料総額を下回ることがあります。
変額保険には、保険期間が一定の「有期型」と保障が一生涯続く「終身型」があります。
被保険者が死亡した場合に受け取る死亡給付金は、「基本保険金+変動保険金」が受け取れ、基本保険金は運用実績にかかわらず保証されます。基本保険金は最低保証されるため、運用の結果変動保険金がマイナスになった場合でも基本保険金額を受け取ることができます。
また、有期型の変額保険には満期保険金が支払われますが、最低保証がありません。
(有期型の例)
(1) 満期時に満期保険金が基本保険金を上回った場合
※仕組図の色は、将来の保険金・給付金の支払いに備えて積み立てられる部分を表しています。
(2) 満期時に満期保険金が基本保険金を下回った場合
※仕組図の色は、将来の保険金・給付金の支払いに備えて積み立てられる部分を表しています。
保険会社は、変額保険や変額個人年金保険の契約時に商品の資産運用方法や仕組みについて書面(契約締結前交付書面)を用いて説明しなければなりません。そのため、契約する際には契約締結前交付書面やご契約のしおりなどをよく確認し、理解することがとても重要です。
契約後の運用実績については、1年毎に書面で交付されます。
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