無選択型保険とは、通常の生命保険契約時に行う告知や医師による診査をせずに加入できる保険です。
無選択型保険では加入可能な年齢は高めに設定している保険会社が多くなっています。
現在、無選択型保険には終身保険と医療保険の2種類があります。
◆無選択型終身保険
一般の終身保険に比べ、死亡保障は比較的少額です。
保険契約後、一定期間内に病気によって死亡した場合は既払保険料相当額が支払われ、災害による死亡の場合は契約死亡保険金が支払われます。
◆無選択型医療保険
一般の医療保険に比べ、1入院の給付限度日数が少ないなどの制約があります。
無選択型医療保険は、保険期間が5年や10年などの定期保険です。
保険契約後、一定期間内に疾病により入院した場合は保険金給付の対象とはなりません。また、契約前の発病による病気での入院や手術についても保険金支払い対象とはならない場合があるので注意が必要です。
病名が違っていても、医学上特に関連のある病気が原因の場合は、対象外となります。
保障内容が同じで診査・告知などを必要とする保険よりも、保険料は割高となります。
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