女性は一生で何人の子どもを産む?
平成19年の合計特殊出生率は1.34
日本の出生数は第2次ベビーブーム(昭和46年〜49年)の昭和48年に年間約209万人を記録して以降、減少傾向が続き、平成19年には約109万人と昭和48年当時の約半数にまで減っています。
1人の女性が一生のあいだに産む子どもの数(合計特殊出生率*)も昭和48年の2.14から減少を示し、平成19年には1.34にまで大きく減っています。
*合計特殊出生率とは、15-49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもので、1人の女性が一生のあいだに産む子どもの数に相当する。
■ 出生数及び合計特殊出生率の推移
<厚生労働省「人口動態統計(確定数)の概況」/平成19年>
結婚から5年以上経過した夫婦で子どもの数が減少
結婚持続期間の別に平均出生子ども数をみると、5年以上の夫婦ではすべての期間で減少がみられました。5年未満の夫婦では前回に続きやや増加しました。
■ 結婚持続期間別にみた、平均出生子ども数
(単位:人)
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結婚持続期間
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第7回調査
(1977年)
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第8回調査
(1982年)
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第9回調査
(1987年)
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第10回調査
(1992年)
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第11回調査
(1997年)
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第12回調査
(2002年)
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第13回調査
(2005年)
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0〜4年
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0.93
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0.80
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0.93
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0.80
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0.71
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0.75
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0.80
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5〜9年
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1.93
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1.95
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1.97
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1.84
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1.75
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1.71
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1.63
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10〜14年
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2.17
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2.16
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2.16
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2.19
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2.10
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2.04
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1.98
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15〜19年
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2.19
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2.23
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2.19
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2.21
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2.21
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2.23
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2.09
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20年以上
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2.30
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2.24
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2.30
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2.21
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2.24
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2.32
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2.30
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注:初婚どうしの夫婦(出生子ども数不詳を除く)について。
<国立社会保障・人口問題研究所「第13回出生動向基本調査」/2005年>