育児休業をとっている人はどれくらい?
女性の約90%に対して、男性は約1.6%
厚生労働省の調査によると、育児休業取得率は平成17年度の前回調査に比べ、女性で約1.2倍、男性で約3.1倍と男女ともに上昇していますが、女性の取得率が89.7%であるのに対して男性は1.56%と依然低くなっています。
女性は、規模が大きい企業の方が取得率が高く、従業員500人以上の企業では出産した女性の94.0%が取得しているの対し、従業員が5〜29人の企業では約29ポイント下回る65.3%となっています。一方、男性の方は、規模が小さい企業の方が取得率が高いという結果が出ています。
■ 育児休業の取得状況
(単位:%)
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女性の育児休業取得率(注)
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男性の育児休業取得率(注)
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平成19年度
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89.7
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1.56
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従業員500人以上の企業
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94.0
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0.66
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従業員100〜499人の企業
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93.3
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0.57
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従業員30〜99人の企業
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87.6
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2.43
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従業員5〜29人の企業
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65.3
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8.85
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平成17年度
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72.3
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0.50
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注:平成18年4月1日から平成19年3月31日までの1年間に出産した女性または配偶者が出産した男性のうち、平成19年10月1日までに育児休業を開始した者(開始予定の申出をしている者を含む)の割合。
<厚生労働省「雇用均等基本調査」/平成19年度>