出産にかかる費用はどれくらい?
平均で約67万円、多数派は10〜40万円
出産に必要な費用は、大きく分けて「入院・分娩費」「出産準備品購入費用」「内祝い費(お祝いのお返し)」に分けられます。このうち入院・分娩費用は、病院や入院期間、病室などで異なりますが、リクルート社の「ゼクシィ」読者を対象にした調査によると、2001年4月から2003年3月に第一子を産んだ際にかかった総費用(入院・分娩費、出産準備費、内祝い費)は全国平均66.6万円でした。これは、前年に比べて3万円アップしていますが、実際には「10〜20万円未満」「30〜40万円未満」の層がそれぞれ20%を超えて、一番多いようです。
項目別では、「入院・分娩費」が38.7万円と総額の約6割を占め、「出産準備品購入費用」に14.8万円、「内祝い費用」に13.3万円かかっています。また、収入である出産祝い金については37.4万円になっています。
■ 出産に関する費用
(単位:万円)
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03年
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02年
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出産に関する費用
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総額
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66.6
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63.6
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項目別平均金額
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入院・分娩費用
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38.7
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38.0
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出産準備品購入費用
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14.8
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12.9
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内祝い(お祝い返し)費用
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13.3
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13.0
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出産祝い金
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37.4
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35.2
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※対象者:生後「0〜12ヶ月」
注「出産に関する費用の算出時に用いた各項目の平均金額を掲載しているが、これは各項目に費用が発生した人の平均金額であり、各項目の平均金額の合計は、「出産に関する費用総額」とは一致しない。
<「赤すぐ」「妊すぐ」出産・育児トレンド調査2003(リクルート発行)調べ/平成15年>