健康寿命とはどのようなもの?
健康寿命とは、心身ともに自立し、健康的に生活できる期間のことです。
2000年にWHO(世界保健機関)が健康寿命を提唱して以来、寿命を伸ばすだけでなく、いかに健康に生活できる期間を伸ばすかに関心が高まっています。
健康寿命の計算方法には、いろいろなものがありますが、平成18年度の国民生活白書では、無障害平均余命を使って健康寿命を表しています。
2004年の65歳時点の無障害平均余命を見ると、男性は12.64年、女性は15.63年となっています。
つまり65歳の人は、平均して男性は77.64歳まで、女性は80.63歳まで健康で生きられることになります。
※無障害平均余命とは、「健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」との問に対し「ない」とされる者を「無障害者」とし、通常の平均余命の考え方に則って、無障害である期間の平均を試算したもの。
65歳時点での平均余命と無障害平均余命の推移
■ (1)男性
■ (2)女性
<平成18年度 国民生活白書より>