介護や支援が必要な人はどれくらい?
要介護認定者数約440万人に
高齢化の急速な進行をうけて、65歳以上の高齢者人口が増加しています。長生きできることは喜ばしいことですが、一方で長生きするほど「介護が必要」な確率は高まってきます。長寿社会を迎えるにあたり、老後保障とともに介護保障について考えることも重要になっています。
それでは、介護や支援を必要としている高齢者はどのくらいいるのでしょうか。厚生労働省によると、要介護認定者数は2000年度で約256万人、2006年度は約440万人となり、72%の増加となっています。
今後は、寝たきりや介護にならないための予防策として、食事や運動など普段から健康を心がけることも大切になりそうです。
■ 要介護度別認定者数の推移
※2006年度から要介護認定の区分が変わりました。要支援が要支援1・2となり、要介護1相当の人が要介護1と要支援2に振り分けられました。
<厚生労働省「介護保険事業状況報告(年報)」>