介護や支援が必要な人の割合はどれくらい?
長生きするほど、介護の確率も高くなる
長寿社会では「介護」は誰にでも、どの家庭にも起こり得るすべての人の課題です。長寿社会を安心して生きていくためには、「老後保障」とともに将来起こり得る「介護保障」も視野に入れることが大切です。
要介護者の発生率は、65〜69歳では2.7%ですが、加齢とともに急速に高まり、80〜84歳では28.0%、85歳以上では56.8%となっています。平均寿命が延び、長生きを期待できる反面、介護が必要となる確率もかなり高くなるわけです。
■ 年代別人口に占める要支援・要介護認定者の割合
<生命保険文化センターが厚生労働省「介護給付費実態調査月報」、総務省「人口推計月報」
各平成20年2月データをもとに作成>