実際にかかる介護費用はどれくらい?
在宅か施設かで、介護保険からの給付もさまざま
介護サービスの利用計画であるケアプランには、「在宅サービス」を主とするタイプや「施設サービス」を利用するタイプなど、利用者の希望や状況に応じてさまざまなタイプが考えられます。
では公的介護保険の在宅サービスでは具体的にどのような組み合わせが考えられるのでしょうか。ここでは、在宅介護で要介護5と認定された佐藤さんの1週間のケアプラン例を紹介します。
自宅の改修費に2万円、月々の自己負担が34,880円
■ 要介護5と認定された佐藤さん宅の例(在宅介護)
佐藤さん(69歳)は、妻の和子さん(65歳)とセカンドライフを過ごしていましたが、数年前にアルツハイマー型認知症と診断され、今では一日中ベッドか車イスで過ごすようになりました。
移動は車イスの全介助、食事は半介助、排泄はベッド上での全介助が必要で、要介護5と認定されました。
和子さんは、近くに住んでいる娘の幸子さんの力を借りて、母娘で佐藤さんの在宅介護を続けたいと思っています。
ケアマネジャーと相談のうえ、次のような介護サービス利用計画を作成しました。
1週間のケアプラン
1ヶ月の自己負担
の訪問介護の合計(週11回・月48回として)
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*2,310円×1.25(早朝・夜間加算)×48
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138,720円
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の訪問介護の合計(週11回・月48回として)
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2,310円×48
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110,880円
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の訪問看護の合計(週1回・月4回として)
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8,300円×4
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33,200円
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の訪問入浴の合計(週1回・月4回として)
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12,500円×4
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50,000円
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福祉用具貸与
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16,000円
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合計
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348,800円
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介護保険からの給付(要介護5の場合の限度額358,300円)
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313,920円
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自己負担(1割)
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34,880円
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住宅改修費用
総額
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(玄関スロープ、段差解消)
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200,000円
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介護保険からの給付(1回限り原則20万円が上限額)
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180,000円
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自己負担(1割)
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20,000円
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